水原希子女優/モデル

初めて中村キース・へリング美術館を訪れた際、彼を可愛らしい存在と思っていた私は、彼が亡くなる数週間前に完成させた最後の作品《オルターピース:キリストの生涯》を見て、その作品から放たれる壮大な生命力と力強さに圧倒されました。プロテスタントの家庭で育ちながらも、この作品で彼は原点に立ち返り、平和への願いと希望、そして彼の人生の苦難と喜びをすべて受け入れ、解放されたようにも見えました。ぜひ皆様にもそんなキース・ヘリングの作品たちを体感して頂きたいです。

PROFILE

水原希子(女優/モデル)

女優、モデルとしてマルチに活躍。
2010年に映画「ノルウェイの森」でスクリーンデビューし、その後も多くの映画に出演。
「奥田民生になりたいボーイ出会う男すべて狂わせるガール」ではヒロイン役を務め「あの子は貴族」では高崎映画祭にて最優秀助演女優賞を受賞した。
また、モデルとしてグローバルに活動しており、CHANELやCHRISTIAN DIOR、DIESEL、COACHなどのブランドアンバサダーを務め、広告塔として、資生堂やSUNTORYなどの広告に出演。また、パナソニックビューティーでは長期にわたり広告塔を務め、中華圏ではADIDASの広告にも起用されている。
アメリカのブランド、OPENING CEREMONYとのコラボレーションライン「Kiko Mizuhara for OPENING CEREMONY」を手掛け、世界的シンガーのRIHANNAやBEYONCÉが着用したことで話題に。
自らのブランドOKは、日本のギャルカルチャーからインスピレーションを受け、自由で解放的なスタイルと場を追求している。

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